模擬講義

8月7日(水)

14:00~14:50

模擬講義
人工知能・深層学習の原理に迫る:数学の挑戦

今泉允聡 准教授(教養学部 統合自然科学科)

近年、人工知能(AI)技術が急速に発展し、社会のさまざまな場所で使われるようになりました。この裏側には、人工ニューラルネットワークを用いた計算機技術の急速な発展があります。しかしながら、これらの技術が高度な情報処理を行える仕組みは、今のところ十分には明らかになっていません。本講演では、この仕組みを解き明かそうという数学的な研究を紹介します。なお、右上の画像はAIに生成してもらいました。

定員:当日先着480名
参加方法:以下のフォームから参加URLを取得ください
https://forms.office.com/r/Hvq6peXmSe

15:00~15:50

模擬講義
『百年の孤独』から始めるラテンアメリカ文学入門

棚瀬あずさ 准教授(教養学部 教養学科)

今年の6月に文庫化されたことがとても話題になっているコロンビアのノーベル賞作家ガブリエル・ガルシア゠マルケスの世界的ベストセラー『百年の孤独』(1967年)は、物語として魅力的であるだけでなく、ラテンアメリカの歴史や文学的課題についての示唆を豊かに含んだ、まさに「ラテンアメリカ文学入門」にふさわしい小説です。この講義では、『百年の孤独』を糸口にしながら(結末には触れません)、ラテンアメリカ文学の特徴や歴史的課題についてお話しします。文学や歴史が好きな方や、ラテンアメリカやスペイン語圏の文化に興味がある方、ぜひこれからの読書のヒントを見つけに来てください。

定員:当日先着480名
参加方法:以下のフォームから参加URLを取得ください
https://forms.office.com/r/w9zhtB8mdu

16:00~16:50

模擬講義
近代科学が生まれるまで ―三平方の定理からみた科学の歴史

三村太郎 准教授(教養学部 学際科学科)

科学は現代社会において重要な位置を占めています。そのような科学はいかなる歴史をたどってきたのでしょうか。今回は、皆さんに馴染みのあると思われる三平方の定理を題材にして考えてみたいと思います。具体的には、三平方の定理の古代ギリシャにおける記述や、イスラーム文化圏でのアラビア語による記述などをたどりつつ、その表現の変化を示すことで、ひいては近代科学成立までを見たいと思います。

定員:当日先着480名
参加方法:以下のフォームから参加URLを取得ください
https://forms.office.com/r/WaN1hAYaeb